きゃべつのサッカーブログ

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J1リーグ2018のデータを分析したら、お客さんが入らないほど成績が良いと判明した件

こんにちは!

寒くなりお布団から脱出出来なくなってきたきゃべつです!

 

 

突然ですが、

サッカー好きな方は、こういうことよく聞きません?

 

「俺らがチームを勝たせるんだ!」

「スタジアムに行って良い雰囲気を作ろう!」

 

つまり、

サポーターの力がチームの成績に影響する

と考えてる方は多いと思います。

(※私もそうです。)

 

でも、感情論ではなくデータから見ると

本当にその理論は正しいのでしょうか??

 

ということで、

J1リーグ2018の結果から、チームの成績に影響を与えている要因を調べてみました!

 

 

 

 

成績と人件費の関係

 

 まずは人件費との関係について、

人件費って1番影響を与えそうですよね?

 

今回の調査で、

お金をかけているのに成績が伸びないクラブと

効率よく成績を出しているクラブが分かりました!

 

後者のクラブはスカウトが優秀と言っても良いかもしれませんね。

 

 

では、その結果がこちら!

 

↓ ↓ ↓

 

順位   人件費順位
1 川崎 7
2 広島 12
3 鹿島 2
4 札幌 15
5 浦和 3
6 FC東京 11
7 C大阪 8
8 清水 13
9 G大阪 10
10 神戸 1
11 仙台 17
12 横浜 9
13 湘南 16
14 鳥栖 6
15 名古屋 4
16 磐田 14
17 5
18 長崎 18

 

グラフにしたものがこちらです!

↓ ↓ ↓

 

 

f:id:Kyabe2soccer:20191119185931p:plain

 

パッと見た感じ、人件費が成績に直結しているとは言えないですね、、、

 

 中でも有名なのが、イニエスタを獲得した神戸

人件費は1位ですが、成績は10位

 

コストのわりに結果が出ていませんね。。。

 

他にも、

鳥栖・名古屋・柏

神戸と同様のタイプですね。

 

一方、

広島・札幌・東京

あたりは費用対効果が高いと言えるでしょう!

 

 

人件費と成績の関係を見てきましたが、そこまで大きな影響を与えているとは言えませんでした。

 

 

では、サポーターはクラブの成績にどのような影響を与えているのでしょうか? 

 

 

成績と入場者数の関係

 

順位   平均人数 平均人数順位
1 川崎 23,218 5
2 広島 14,346 15
3 鹿島 19,434 8
4 札幌 18,223 10
5 浦和 35,502 1
6 FC東京 26,432 2
7 C大阪 18,811 9
8 清水 14,991 14
9 G大阪 23,485 4
10 神戸 21,646 7
11 仙台 15,408 12
12 横浜 21,777 6
13 湘南 12,120 16
14 鳥栖 15,000 13
15 名古屋 24,660 3
16 磐田 15,474 11
17 11,402 17
18 長崎 11,225 18

 

これが、2018年の各クラブの平均入場者数です。

 

 

f:id:Kyabe2soccer:20191119185405p:plain



 

うーん、、、

少し正の相関(右上がり)があるような気もしますが、

大きな影響はなさそうですね、、

 

ただ、人件費のグラフと見比べてもそこまで変わらないことが分かりました!

 

 

でも、入場者数ってホームスタジアムの収容人数によっても変動しうる数値ですよね?

 

というわけで、収容率と成績の関係についても調べてみました!

 

↓ ↓ ↓

 

成績と収容率の関係

 

順位   平均収容率 収容率順位
1 川崎 86.55% 1
2 広島 38.88% 18
3 鹿島 51.83% 16
4 札幌 58.27% 12
5 浦和 57.25% 13
6 FC東京 53.94% 15
7 C大阪 59.30% 10
8 清水 74.04% 8
9 G大阪 59.16% 11
10 神戸 76.15% 5
11 仙台 78.24% 3
12 横浜 39.19% 17
13 湘南 77.04% 4
14 鳥栖 62.16% 9
15 名古屋 75.74% 6
16 磐田 79.09% 2
17 75.46% 7
18 長崎 55.41% 14

※札幌・C大阪・神戸・横浜FM・名古屋・磐田に関しては2つの競技場で行われていますが、そこも考慮して計算しています。 

 

 

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これは衝撃!!!

川崎・横浜・長崎は例外としても、

15クラブにおいて、はっきりとした負の相関(右下がり)がありますね!

 

 

つまり、スタジアムがガラガラな方が成績が良くなるということを表しています!

 

※収容率はホームのみ、成績はアウェイも含めているので完全に正確とは言えません。

 

 

これはスタジアムに通っている1サポーターとして驚きでしたね笑

 

ガラガラな方が選手たちはやりやすいのかな~?笑

 

この結果の要因が思い当たる方は、ぜひきゃべつに教えてください!

 

こんなデータもあるということを皆さんに知ってもらえれば幸いです!

 

 

加えて、、、

調査をしているうちに面白いデータも見つけたので、おまけとして載せておきますね!

 

↓ ↓ ↓

 

雨ニモ負けないサポーターは?(おまけ)

 

晴れ・曇りの日と雨の日の平均入場者数を出してみました!

 

雨伸び率順位   平均(晴れ) 平均(雨) 雨伸び率
1 神戸 21,405 25,499 119.12%
2 FC東京 25,922 28,810 111.14%
3 仙台 15,215 16,313 107.22%
4 長崎 11,109 11,767 105.92%
5 浦和 35,595 35,200 98.89%
6 C大阪 18,988 17,984 94.71%
7 11,539 10,761 93.25%
8 G大阪 23,970 21,908 91.40%
9 川崎 23,596 21,457 90.94%
10 鳥栖 15,428 13,006 84.30%
11 湘南 12,481 10,433 83.59%
12 横浜 22,724 18,701 82.29%
13 広島 14,983 9,565 63.84%
14 名古屋 25,835 15,849 61.35%
15 鹿島 19,908 11,848 59.51%
16 札幌 18,942 6,729 35.52%
17 清水 14,991 0 0.00%
18 磐田 15,474 0

0.00%

 

※清水・磐田は雨の日無し

 

なんと、雨の日の方がお客さんが入っているクラブもあります笑

 

ただ、上位4チームのスタジアムには屋根がついていますね笑

屋根があると雨の日も集客が極端に下がることはなさそうです!

 

 

今回のブログは以上です!

思いもよらないデータも見つかりましたが、

選手たちは

「サポーターの応援が力になる」

と言ってくれているので、

週末はスタジアムに行きましょう!!笑

 

 

今回の調査では以下のデータを参照しています。

2018年 Jリーグ入場者数データ | サッカーファム